ペンダコではなく中指にマメを
もう秋蓋まで1か月切りましたね。エストです。
僕は投手を怪我で辞め打者転向をしました。友人と稲荷さんを個人コーチに付け毎日一時間半ほどバッティング練習をしています。
新しいフロンティアに踏み入れた訳ですが、最初は表面的な問題ばかりで直すのが簡単で正直秋蓋に間に合うと思っていました。
今は感覚的な問題や筋肉、肉体的な問題、活きた球を打っていないなど難しい問題を抱えています。
テスト前ですしあと一度しか大会はない訳ですから適当に臨んでも良いんですが、教えてくれる人や応援してくれている人、大会に来てくれている人の為に不甲斐ない結果は出せないという想いで毎日頑張っています。
好きで始めたキャップ野球、好きでは無くなるまではどんな形でも関わっていくつもりです。
僕の夢はチームとして日本一になる事です。それが最初は宮城勢として、今では蓋世という夢を叶えられる舞台を用意して頂けました。
蓋世で叶える夢は人に押し付けるつもりはありません。チームメイトと協力しながら"自分で"叶えていきます。これまで色々なことを諦めてきましたから、好きなものぐらいは己に勝ちたいと思います。
タイトルですが「ペンダコではなく中指にマメを」の続きがあってマメを作っている暇があるのか…と続きます。
本当に色々大丈夫ですかね…
キャップ野球社会人・大学生チーム創設にあたって
この度、キャップ野球から一度退き大学受験を経験するエストです。
大学進学にあたって関東に進出する訳ですが、そこで普段から仲良くさせていただいている稲荷さんと合同で社会人・大学生チームを結成しようと思っています。
主な目的として、高校、あるいは中学からキャップを投げている。そんな人が地元を飛び出し大学で新しいサークルを作った時に、京大以外の大学では経験者の人数が圧倒的に不足している現状があり、指導という側面でのやりがいの他に、自身を高いレベルに置いてキャップ野球をしたいという意思もあると思ったのです。
あるいは各大学を卒業していき、社会人になった時、大学のようなサークルは現状存在せず、個々人がエンカウントをする以外の練習状態が無いということです。
その二つの需要に対して、私は大いなる可能性を感じました。各大学の代表や代表経験者を集めて半プロレベル、アマチュア最強のチームを作ろうと思い立ったと言うことです。
皆さんの熱いキャップ野球スピリッツと共に一緒に練習出来ることを期待しています。
キャップ野球社会人・大学生チーム「蓋世」メンバー募集の案内
この度、結成が決まりましたキャップ野球社会人・大学生チーム「蓋世」のチームメンバーを募集します。
条件は
・キャップ野球経験者
・関東在住
・大学生、または社会人(始動の際大学生であれば可)
・キャップ野球を愛している者
以上を満たしている方を募集しています。
始動は人数にもよりますが2020年頃の予定です。
参加希望者に関しては稲荷さんのDMまでご連絡ください。 https://twitter.com/AnoFoxes_Inari
"寝そべり投法"
蓋野球、規則では「ピッチングプレートに足を着いており、公序良俗に反したフォーム(一体どんなフォームなのか)でなければ認める」記述がある。そこで私Dr.稲荷はとある投法を思いついた。それは「寝そべり投法」である。文字通り、寝そべりながらピッチングプレートに足を着けて投げるのだ。
一見バカげていると思われるかもしれないが、これにはキチンと利点がある。まず第一に、リリースポイントと打者間の距離が通常の野球のフォーム(以下野球投げと呼称)に比べて圧倒的に短いのだ。 考えてみてほしい。野球投げでは踏み込んでせいぜい1m程度であるのに対し、寝そべって全力で腕を伸ばせばなんと2mを優に超えるのだ(もちろん身長にも依るが)。リリースポイントだけでおよそ1mも違う。これだけでも大きなアドバンテージと言えるだろう。
次の利点として、下から来る独特の軌道が生まれることが挙げられる。これは野球においてもアンダースローがその独特な軌道で打者を惑わしているところを見れば、その有用性は火を見るよりも明らかである。何よりアンダースローでも珍しいので驚かれるのに、寝そべり投法は"寝そべる"のである。打者は驚きや困惑、バカにされているのかという怒りの感情が生まれるであろう。そうすればこちらの思う壺なのだ。ウツボの思う壺というヤツである。人間は平常心を保ってこそ力を発揮できると著者は考える。そこをただの投げ方一つで逆撫で出来るとあれば、3つ目の利点としてもいいかもしれない。
しかし、このパーフェクトロジック投法にも実は弱点が存在する。
それは主に野外で蓋野球をするときに生じる。そう、地面の問題だ。砂であれば砂で汚れ、前日が雨なら泥だらけになり、コンクリートなら硬くて痛く、芝であればくすぐったいのだ。これはデメリットと言わざるを得まい。だが室内であれば話は別である。砂もなければ雨もなく、芝もないのだ。硬い床さえ克服すれば、存分に寝そべり投法の全力をお見せすることができるだろう。
「アンダースローみたいに打者を幻惑するピッチングがしたい! だけど下半身の負担を考えるとあんまり使いたくない…」そうお考えのそこのあなた。是非ともこの"寝そべり投法"を使って打者を手玉に取り、蓋野球を楽しんでいただければ幸いだ。では、またどこかの大会で会おう。
※この記事を読んで寝そべり投法を用いた場合の損害などについて、著者は一切の責任は負いません。予めご了承の上でお使いください。
文 稲荷
https://twitter.com/AnoFoxes_Inari/status/1011434176464150528
会長の極意!
今やキャップ野球界の発展は著しく、Twitter上で最初期からいた私としては新勢力の出現と意欲に、圧倒と同時に驚愕しています。
我が宮城県にも東北大学をはじめ多くの仲間が加わりました。これもひとえに活動を頑張ってきた事の結晶なのでしょうか。
そうです。今日のテーマは活動、それもグループとしての活動です。
ここまでのキャップ投げの発展はあくまでスタートは個々人の活動に始まっていました。ご存知わっきゃいさん、筆者である私エスト、大さわさんなどです。それらの個人がTwitterというツールを使い、散らばったキャッパー達は繋がっていました。
しかし上記の3人はもれなくグループを結成しました。
ご存知京都大学キャップ投げ倶楽部、宮城県キャップ投げ愛好会、開智高校キャップ投げ倶楽部とこれまでのグローバルな繋がりに加えてローカルな繋がりを形成していきました。
今やそのローカルな繋がりを持つことは、競技人口の増加によって容易に行われるようになってきました。各地の有名大学、高校など多くのサークル、部活愛好会が作られていきました。
今日はそこで、怒られそうですが多くの後輩サークル部長の為にキャッパー東日本会会長、宮城県キャップ投げ愛好会会長の肩書きを持つ私がサークル運営についての考えや思いを書いていきます。
なにより大事なのは責任を持つこと。選ばれたor作ったからには正式に引き継ぐまで責任を持つこと。
責任といってもみなさんが持っているキャップに対する愛があれば結構です。
キャップが好きだ→みんなとやりたい→大会or練習会やろう
というふうに自然になっていくと思うのでそこはやりたい欲に任せてください。
二つ目は予定の把握、確認はマメにすること。
申し訳ないが(?)みんなの予定合わせんのは部活じゃないところは長が合わせないと一致しません。それと切るところは切っても構わない。
三つ目はLINE、Twitterは多用すること。
予定把握もそうだし、合同練習会のお誘いとかはみんな待ってるので他の長に積極的にDMするといいと思います。
四つ目は怒る時には影で、褒める時は表で。
読んで字の如く。
5つ目は発信すること。
Twitterアカウントは作って終わるもんじゃないんで、せっかくあるならバンバン発信しましょう。(ちなみに、技術的なことは抽象的に質問するとTLでは無視されがちなのでDM飛んだ方が早いです)
6つ目は質問しまくること。
私は上で偉そうな肩書き名乗ってますけど困ったことあったらすぐわっきゃいさんのDMですよ。ヒントが凄まじいので時間ないけど行き詰まったら他の人に聞くべきです。LINEで「どうする?」「どうしようか」なんて言っても始まらないので。
この位ですね。楽しくキャップ投げてれば自ずと運営はわかって来るとは思いますけど。
あくまで部活では無いので強制はしない方がいいです。イラッとする事の方が責任者は多いです。給料も出なけれ平常点が上がるわけでも受験に有利になることもないです。むしろ逆。折れなきゃいけないところも多いですけど上に立つ者みんなそうなんで。愚痴ならDMにお越しください。歓迎します。それは絶対に表に出さないでください。いいことゼロです。
それでは良いサークル、愛好会、部活運営を!
(PS 大会楽しいから人数いたらやるべき。)
界隈で一番愚痴の多い会長
エスト
@https://twitter.com/est_senga41/status/992555801934946304?s=21
緩急講座(チェンジアップの有効な使い方)
緩急、それは現代野球においてなくてはならない存在となりました。特にストレートと同じ腕の振りから放たれるチェンジアップは、打者からすれば脅威、投手からすれば速球派軟投派問わず幅広い層が使っていける変化球です。
しかも肘や肩への負担は、他の変化球と比べればほとんどない何ともお得な変化球です。蓋野球においてもその有用性は例外ではありません。そこで今回は「チェンジアップの有効な使い方」と題しまして、簡易的ながら解説していきます。まず初めに変化の仕方を見ていきましょう。
投手差はあれども「直球と同じ腕の振りで放たれる→直球より20km/hほど遅い速度で沈む軌道」これが変化の概要となります。まずここから分かることは、直球なしにこの変化球は成立しないということです。直球でなくとも、それに準じた速度を持つ球があれば十分でしょう。
速球派軟投派問わずに使えるというのはそこにあります。直球に似た軌道で遅ければ、直球がいくら速かろうが遅かろうが、もちろんバッターにも依りますがタイミングは外せるのです。
これを踏まえた上で次は目玉である使い方を見ていきます。結論を言ってしまえば、
「チェンジアップは外角に投じる」これが基本です。これはどういうことかと言うと、例えば内角に投じてタイミングを完全にズラしているとしましょう。基本的には体を開かせれば勝ちと言われるほど凡打や空振りの確率は高くなるのですが、内角であれば、身体の開くパワーや骨盤の捻転、振り抜き安さ、それに遅い球ということも相まって当てる確率も飛ばされる確率も高くなります。それがフェアゾーンに留まってしまったらたまったもんじゃありません。そうならないためにも基本的には外角に投じましょう。外角に投じ、タイミングをズラして体を開かせれば打者からは届きません。きりきり舞いです。
更にこれを踏まえた上で、効果を最大化させる使い方を考察していきましょう。野村克也氏は「配球とはつまるところ『4つのペア』の組み合わせに集約できる。外角と内角、速いと遅い、ボールとストライク、逃げる球と食い込む球。この4要素を材料に、相手バッターを料理するのだ」という言葉を残しています。
個人的にはこれに高低の要素も加わってくると思うので、僭越ながらこの4つの要素に高低を加えて話を進めます。野村氏の言葉を見れば、全てが相対的に成り立っていることが分かります。相対的要素のごった煮で配球は決まるということでしょう。
「チェンジアップは外角に投じる」ことを前提に置き、その4つの要素(+高低)を基にチェンジアップの効果を最大化させる配球を考えるとするなら、「内角高めストレートから外角低めチェンジアップ」が一番効果的と考えます。内角高めでコースの圧迫感を誘い、外角低めのチェンジアップで遠さとタイミング外しを両立。理想の組み立てが出来たのではないでしょうか。更にここにストライクに入れるかボールにするかの要素を加味すると「内角高め直球見逃しストライク→同コース少し上に外して空振りを誘う直球→外角低めギリギリ入るチェンジアップ」が挙げられるでしょう。
例はあくまで理想論ですが、打者からすればそういった組み立てがあることこそ脅威でしょう。
チェンジアップは内角へ投げる危険性や、直球がなければただの遅球ではあります。が、タイミングをずらすなど投手が優位を得やすい変化球である利点を持った変化球としてこれからも使われていくことでしょう。
さて、ここまで駄文長文乱文を重ねてきましたが、言いたいことは伝わるように書いたつもりです。これを参考に蓋野球ライフを楽しんでもらえれば幸いです。次はもっとまとまった文章を書けるように精進します。ありがとうございました。 文 稲荷
https://twitter.com/AnoFoxes_Inari/status/1005505786724798466
上達法
冬蓋祭、色々ありましたがどうにかこうにか成功させることが出来ました。その中でも初の参加になったなま君は大きなポテンシャルを示したので驚きと喜びを感じました。
一方、前回参加組ではあれ?という成績だった人もいました。成績に関してどうこういうつもりはありませんし言ったところで過去が変わる訳でも無いです。
前回参加組で不本意な結果に終わった人の中で私も含めて四球の多さが共通しています。ここ最近では公式の距離が8m〜8.5mほどになるようなことも言われています。
大会をここまでほぼ最多に近いペースで行っている宮城勢が7.07mでヒイヒイ言っているようでは京大に乗り込んだ時、結果は冬蓋祭より酷くなることは明明白白です。
大会の後というのは課題が見つかり、しかも稲荷さんのお陰で映像化までされている訳です。
秋から冬、冬から春へと成長するために練習している宮城勢、あるいはキャッパーは大勢いると思いますが(成長するために練習していない人に向けてはここでは語りません キャップ投げ楽しい!で終わっていい人はそれも楽しみ方です。キャップ最高だよな!?)そういう人たちと練習することもある私から見て、意識的な練習が出来ている人がどれだけいるかは疑問です。
何が課題点で何をどういうやり方でしていけばいいかわかっている人はどれだけいるでしょうか?
結局課題点のまま終わっていないでしょうか?
練習というものは実戦で発揮されてこそです。私も含めて冬蓋祭で前回より良くなったのはてぃーよーだけです。ほかの人はもうちょっとやってくれると思いました。残念です。
………とここまで上から目線の文句を700文字近く並べてきた訳ですが、タイトルの回収が出来ていませんね。制球力に関しても球威に関しても上達法は練習あるのみです。朝起きたらぺっつさんのストレートが投げられるようになるわけではありません。
「お前さっき練習しても身についてないみたいな事言ってたじゃねえかよ」と言われる記事になっていますのでここでタイトルの回収をします。
私が思う上達法の第一歩は真似ることです。これまで何百人ものこのセリフを見てきましたがその通りと言わざるを得ません。そんじょそこらのしがない高校生が自分で考えたメニュー如きで上手くなる確率が高いと言えるでしょうか?
だから、そこで真似るんです。現在Twitter上には3桁近いキャッパーがアカウントを所持しています。その中で自分にはできない、足りていない部分を持っているなと言うキャッパーを想像してください。
何人も思い浮かぶでしょう?
そのキャッパーからどんな練習をしているか聞いてみるんです。最近DMでわっきゃいさんと良く話しますしLINEで稲荷さんとも良く喋っています。2人とも力のあるキャッパーですよね。上で挙げたぺっつさんも宇宙最速の異名を持ちます。その三人がなにか質問を受けて嫌な態度を取っていたところを見たことがあるでしょうか?
そういう、恵まれたキャッパーの先輩を我々は持っているわけです。
それに同年代にもゆで卵君や武者返しなど力のあるキャッパーは大勢います。後輩にもビネガー君などいます。
そういう人たちを利用するんです。自分がその人たちを超えるための踏み台にするわけです。その為にはまず並ばなければならない。その為には真似る。とここまで来る訳です。
なんの為のTwitterなのか、何故わっきゃいさんがオープンなキャップ界を目指しているか、これも一因だと思います。
記事を書いている私も、業界では上級者の扱いですし宮城勢にも近い存在です。何の為の会長なのか、なんのための愛好会なのか。大会を開くためなら愛好会なんて名前にはしません。あまり上の人に聞にくいとか電話でニュアンスを説明したいとかそういう事があれば私を利用してください。全力でやります。中継します。
改めて何の為の上級者なのかを考えてほしい。目標とし、乗り越える壁になり、時にコーチになってくれる存在を無駄にしているようでは才能を超えた努力は花開きません。もっと周りを上手く利用してこれからの成長を期待します。